LogicMonitorの機能
Feature進化するIT監視基盤 LogicMonitorの主要機能
エージェントレス設計とAIによる予測分析により、複雑なインフラ環境でも安定した運用と迅速な障害対応を実現します。
- 導入
- データ収集と可視化
- アラートと対応
- 分析と最適化
- セキュリティ
すぐに始められる監視基盤
エージェントレス設計と豊富なインテグレーションにより、最小限の作業で即時に監視をスタートできます。
既存のサーバーやネットワーク機器に手を加える必要がなく、
構築・設定の手間を抑えながら、既存環境ともスムーズに連携可能です。
エージェントレス監視
監視対象にエージェントをインストールすることなく、監視を即座に開始できます。コレクタ1台で済むため、シンプルな構成での導入が実現し、セットアップの手間を大幅に削減します。

新しいデバイスの即時検出と監視設定の自動化
ネットワークに新しいデバイスが加われば、自動で認識する事が可能となり、基本設定に基づいて即座に監視設定が行われます。
機器間の親子関係や依存関係を自動検出し、階層的に可視化にも対応しています。

豊富なテンプレート
3,000種類以上のテンプレートを用いて各デバイスに最適化されたメトリクスを収集し、迅速なサービスデリバリーを実現できます。
- オンプレミスからパブリッククラウド、ハイブリッド構成も簡単に一元監視可能
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- 構成に応じて自動で適用される監視テンプレート
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リソースへの影響を最小限に抑制
監視対象のリソースへのパフォーマンス影響を最小限に抑える設計となっておりシステム全体の安定性を確保します。
高可用性構成に対応
高可用性(HA)構成に対応し、監視システムの停止リスクを軽減します。
大規模環境や急成長するインフラにも対応し、新しいデバイスやリソースのスムーズなスケーリングが可能です。
すべての情報を統合し、判断を早く正確に
クラウド・オンプレミス・ハイブリッドといった異なる環境の情報を自動で収集し、一元的に可視化。
ダッシュボードでの即時確認、ログの分析、依存関係の把握まで、運用に必要なすべてをリアルタイムで把握できる体制を実現します。
リアルタイムでのパフォーマンス監視とログ収集
サーバー、ストレージ、データベース、仮想化基盤、ネットワーク機器からリアルタイムでメトリクスやログを収集。システム全体のパフォーマンスを常に監視し、障害兆候の早期発見と迅速な対応を支援します。
トポロジーマッピングで依存関係を一目で把握
LogicMonitorのトポロジーマッピング機能は、ネットワーク、サーバー、ストレージ、データベースなど、企業インフラ全体の構成要素を視覚的に関連付け、サービス単位での監視を可能にする革新的な機能です。
複雑なIT環境において、障害の影響範囲や根本原因を迅速に特定し、運用効率とサービス可用性を大幅に向上させます。
- 相関関係の可視化
- 複数のデバイス間の接続関係を自動または手動でマッピング。
どの機器がどのサービスに影響しているかを一目で把握でき、障害発生時の原因特定が迅速に行えます。
- アラートノイズの削減
- 「Dependent Alert(依存アラート)」機能により、親デバイスに障害が発生した際、子デバイスからの不要なアラート通知を抑制します。
これにより、不要なアラートノイズを大幅に削減し、管理者の対応負荷を軽減します。
- エントリーポイントの指定による柔軟な制御
- トポロジーマップ上で「エントリーポイント」を設定することで、どの範囲のアラートを抑制するかを柔軟に制御できます。
これにより、ユーザーの運用ポリシーに合わせたアラート管理が可能になります。
- サービス単位での監視と可視化
- 単なるデバイス単位の監視ではなく、サービス単位でのトラフィック分析やパフォーマンス監視が可能です。
これにより、ビジネスサービス全体の健全性を把握しやすくなります。
柔軟に使えるダッシュボードとレポート
カスタマイズできるダッシュボードやレポートで、リアルタイムでシステムの状況を可視化。推奨テンプレートを使えば、作り込み無しで標準的な監視指標が即座に見られます。
チームでのリアルタイム情報共有
ダッシュボードやレポートを簡単に共有でき、チームでの迅速な対応、コラボレーションを促進します。チームの連携を強化し、問題発生時の対応速度を向上させます。
複数のデータソースを統合し、判断をシンプルに
複数のデータソースを1つのダッシュボードに統合し、シンプルに管理・可視化。
複雑なデータを効率的に表現することで、迅速な意思決定をサポートします。
高いセキュリティでデータを保護
監視データはすべて暗号化され、安全に処理・保存されます。ユーザーアクセス権(RBAC)の設定や監査機能により、監視情報の安全性と信頼性を担保します。
高精度なアラートを届ける
重要度や相関関係をもとに自動的にアラートを最適化。
ノイズを除去し「本当に必要な情報」だけを、正しいタイミングで、正しい相手へ届けることで、
混乱・対応漏れ・対応遅れを防ぎ、システム管理の質を底上げします。
環境に応じてアラートしきい値を調整
推奨されるアラート設定が自動的に提供されます。環境や状況に応じて、アラートしきい値を動的に調整可能。過度なアラートを防ぎつつ、重要な問題を見逃すことなく対処できます。
親子デバイス連動でアラートを最適化
障害発生時に多数のアラートが発生すると、運用チームの負担が増し、迅速な対応が難しくなるケースがあります。
LogicMonitorの親子デバイス連動機能は、親デバイス(例:ルーター)が障害を起こした際、その下に接続された子デバイスからのアラート通知を自動的に抑制します。
これにより、一つの障害で数百件のアラートが発生する事態を防ぎ、運用者の負担を大幅に軽減します。

AIが導く根本原因分析とアラート統合
OpenAI技術を活用したAIが、同一事象に起因する複数のアラートを自動的に統合し、「ルートコーズ(根本原因)の分析」「トラブルシュート方法の提案」をリアルタイムで提供します。
通知件数を90%以上削減できるケースもあり、運用チームの対応スピードと精度が大幅に向上します。

時間帯に合わせた柔軟なアラート管理
時間帯や状況に応じて、しきい値の変更やアラート発生時の連絡先の変更をすることができます。業務フローに合ったアラート運用で、無駄のない対応を実現します。
エスカレーションポリシー
アラートが解決されない場合に、自動的に次の担当者やチームにエスカレーションすることが可能です。属人化せず、常にバックアップのある対応体制が組めます。
多様な通知方法に対応
メール、SMS、Slack、Teams、電話(英語)など、多様な通知手段に対応。管理者やチームのニーズに合わせた柔軟な設計が可能です。
アラート履歴を活用し、運用を改善
過去のアラート履歴を保存し、そのデータをレポートとして分析する機能を提供。問題の発生頻度や原因を把握し、運用改善に役立てることができます。
予測し、最適化する“進化する監視”
AIによる予測分析で障害の予兆を検知し、プロアクティブな対応を実現。
リソース使用傾向に基づいて、最適なリソース配分とコスト抑制を両立するIT運用を可能にします。
AIが障害の予兆を学習・検知
AIによる予測分析で、障害の兆しを事前に捉え、先手を打った対応が可能になります。インフラ障害を“未然に防ぐ”運用を実現します。
将来のパフォーマンスを予測し、リソース配置を最適化
過去のパフォーマンスデータをもとに将来のパフォーマンスを最大1年先まで予測。無駄な拡張を避け、成長に合わせたスマートなインフラ戦略が組めます。
異常を早期に検出し、問題を未然に防ぐ
アノマリー検出機能により、通常の動作から外れた異常を即座に検出。問題が大きくなる前に対応でき、サービスの中断やパフォーマンスの低下を防止します。
無駄なリソースの削減とパフォーマンス向上
リソース使用状況をほぼリアルタイムで監視。不要リソースの削減や、システム内のボトルネックを特定することで、コスト削減と効率的なリソース管理を両立します。
既存ツールとの統合
LogicMonitorで収集したデータやアラートを外部ツールに連携し、既存の業務フローを維持したまま効率的に対応できます。
特に、ServiceNowとの接続に優れ、インシデント管理や運用の統合がスムーズに行えます。
要件を満たし、現場を止めない“実践的な信頼性”
LogicMonitorは、セキュリティ、可用性、透明性のすべてにおいて高い基準を備え、
複雑なIT環境でも安定した運用を支える監視基盤です。
エンタープライズグレードのデータ保護
通信と保存データはTLS 1.2以上で暗号化され、SSOや2FAによる厳格な認証で不正アクセスを防止。顧客データは論理的に分離され、マルチテナント環境でも安心して運用できます。Collectorもインバウンドポートを開放せず、より安全な構成です。
止まらない監視を支える高可用インフラ
LogicMonitorは99.9%の稼働率を保証する冗長構成です。コレクターは自動フェイルオーバーの機能があり、万が一の障害時も監視を継続できます。
インシデント対応と情報の透明性
障害やセキュリティインシデントが発生した場合には、影響範囲や対応状況を迅速に通知。稼働状況や履歴はTrust Portalでリアルタイムに公開されており、透明性の高い運用が可能です。
製品レベルのセキュリティ機能
LogicMonitorのプラットフォームには、ロールベースのアクセス制御や監査証跡の記録といった運用現場で必要なセキュリティ機能が備わっています。組織ごとの管理ポリシーにも柔軟に対応可能です。
国際基準に基づく外部認証
SOC 2 Type II、ISO/IEC 27001、27017、27018といった主要な国際認証を取得済み。外部監査や脆弱性診断も定期的に実施しており、社内のセキュリティ審査や稟議にも安心して対応できます。
法令や業界基準への広範な対応
GDPR(EU一般データ保護規則)、HIPAA(米国医療情報保護法)、CSA STARなどの基準にも準拠。規制業種や地域特有の要件にも対応可能で、グローバル対応や業界要件が求められる導入環境にも適しています。
- 導入
- データ収集と可視化
- アラートと対応
- 分析と最適化
- セキュリティ

